hyperanchor形式のアンカーの仕様を以下に示します。
生成するアンカーはhyperanchor形式のバージョンとマークアップする場所の選択方法により異なります。
画像やリンク等右クリックでノードを直接選択した場合に生成されるアンカーは以下の形式となります。
※1 : hyperanchor形式スタイルはスタイルが設定されている場合のみ生成されます。
文字列を範囲選択した場合に生成されるアンカーは以下の形式となります。
※1 : hyperanchor形式スタイルはスタイルが設定されている場合のみ生成されます。
hyperanchor形式のアンカーはhyperanchor形式のバージョンをあらわす「hyperanchor形式バージョン」と、マークアップされた文字列/ノードまでの位置を表す「hyperanchor形式パス」、マークアップされた文字列/ノードをどのように表示するかの「hyperanchor形式スタイル」で構成されます。
項目 | 説明 | 形式 | 例 |
---|---|---|---|
バージョン | hyperanchor形式のバージョンを表します。 | hyperanchor + バージョン | hyperanchor1.3: |
以下の表の連結順序の順番に項目が連結されマークアップされた文字列/ノードまでの場所を表すパスを生成します。
連結順序 | 項目 | 説明 | 形式 | 例 |
---|---|---|---|---|
1 | 一意な属性 | マークアップされたノードや同レベルのノードの前方(上方)、親ノードをたどってページ中で一意となる「id」か「name」属性がある場合、その情報を示します。 | // + タグ名 + [@ + 属性名 + =" + 属性値 + "] | //DIV[@name="contents"] |
2 | 検索方法 | 一意な属性がある場合の検索方法。以下の検索方法がございます。 ・following-sibling : マークアップされた文字列/ノードが一意な属性と同レベルの後方(下方)に存在することを表します。 |
/ + 検索方法 + :: | /following-sibling:: |
3 | パス | マークアップされた文字列/ノードまでのパスを表します。一意な属性がある場合はそこからのパスとなります。 | / + タグ名 + [ + 同名のタグの数(※1) + ] マークアップされた文字列/ノードまで繰り返します。 |
/DIV[3]/P[2]/SPAN[2] |
4 | 位置 | パスで示されたタグのマークアップされた文字列の開始・終了位置を表します。 | ( + 文字位置 + ) | (0) |
5 | ノードタイプ | マークアップされた文字列・ノードの型を表します。以下の型がございます。 ・要素ノード : 1 ・テキストノード : 3 |
( + ノードタイプ + ) | (3) |
6 | コンテンツ (Ver1.2で必須) | 以下値を表します。設定された値はアンカー表示時に以前マークアップしたものと同じかを判定するために使用します。 以下のいずれもhttpエンコード、UTF-8でのURLエンコード済みの値を設定します。 【要素ノードの場合】ノードに含まれる属性値を現します。 例) 画像の場合、src属性を設定。アンカーの場合、href属性のURL部分のみを設定。 【テキストノードの場合】先頭パスの場合は文字列の先頭数文字、末尾パスの場合は文字列の末尾までの数文字を現します。 ※この項目を使用しない場合はhyperanchor形式バージョンを「1.1」で生成してください。 |
【要素ノード】 ( + 属性名 + : + 属性値 + ) 【テキストノード】 ( + %E6%96%87 ・・・+ ) |
【要素ノード】 (href%3A http%3A//www ・・・) 【テキストノード】 (%e5%bd%a2%e5 ・・・) |
※1 :ノードと同じレベルの前方(上方)にある同名のタグの数。
項目 | 説明 | 形式 | 例 |
---|---|---|---|
スタイル | マークアップされた文字列/ノードのスタイルをcssのスタイルで設定します。 | cssのスタイル | padding-left:16px; background ・・・ |
※上記以外の出力例については後述の「出力結果例」をご参照ください。